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はじめに

 富山大学芸術文化学部では、平成20年より毎年「造形展」という造形芸術コースの3年生による展覧会を開催してきました。しかし平成30年度から大学の方針が「融合教育」となりコースの垣根がなくなったことで、今年からは芸術文化学部全ての3年生が参加できる新しい展覧会となりました。

 今年は、美術と工芸について多分野にわたり学ぶことで新しい芸術表現を磨く「美術工芸コース」、プロジェクト型授業などで具体的な問題に取り組み、実践的なデザインを生み出す「デザインコース」、多様な事象の中から新たな価値を地域社会に創り出し地域活性化を課題とする「地域キュレーションコース」の3つのコースから29人の学生が参加します。「29人の頭の中ってこーなっ展!?」では、今までよりもより幅の広がった様々なアートを楽しんで頂けると思います。是非ご覧ください!

 

 出品者一同

概要

 今年のテーマは「私たちが思う、創るかたち」です。このテーマには、今私たちが内に秘めている思いをどのように作品にぶつけているのかを見てほしいという考えが込められています。

 コースの垣根がなくなったことで他分野からたくさんのインスピレーションを受けられるようになり、今までになかった新しい表現を生み出すことができるようになりました。一人一人、今の私たちにしか生み出すことのできない作品に全力で向き合っています。今年は平面作品、立体作品に加え地域キュレーションコースの学生による小論文作品も見どころです。

私たちと同世代の若者をはじめとして、美術愛好家の方々や、高岡市内の皆様をはじめ、富山県内外からも多くの方々にもこの展覧会にご来場いただき、新たな世代として切磋琢磨している私たちの作品を見ていただきたいです。この展覧会で多くの方々にご覧いただけるということは、私たちにとって大変大きな励みとなります。

 この展示会でしか出会うことのできない、若いイマジネーションをぜひ見に来てください!

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